放送サービスセンターの常駐先ホテルのひとつ。パーク ハイアット 東京。
今回はパーク ハイアット 東京のアルバイトから放送サービスセンターに入社し20年余り現場責任者を担当している渡辺さんへインタビュー。
放送サービスセンターのホテル常駐のお仕事とは?
そのやりがいや楽しさ、そして苦労したことなど聞いて参りました。
パーク ハイアット 東京は都庁と同じ建築家による近未来的なデザイン
■渡辺さんのキャリアを教えていただけますか?
渡辺:パーク ハイアット 東京のアルバイトから2001年放送サービスセンターへ入社し、他ホテル常駐業務を2年経てパーク ハイアット 東京担当となり現在に至ります。
■そんなパーク ハイアット 東京歴の長い渡辺さんに伺いますが、ホテルの概要について簡単に教えていただけますか?
渡辺:パーク ハイアット 東京は2023年で開業29年を迎えました。近未来的な特徴ある三角屋根デザインは新宿の高層ビルの中でもひときわ目立つランドマーク的存在です。
また、パーク ハイアット 東京が位置する新宿パークタワーと東京都庁舎は日本を代表する建築家、丹下健三氏による設計です。半数以上が外国人のゲストで占められ日常から切り離された心安らぐホテルライフを提供し、ホテルのいたるところに印象的な絵画、オブジェが置かれ非日常空間を創出しています。
ゆったりとリラックスして滞在が楽しめるよう照明も明るすぎないように配慮しています。
■普段、常駐している場所はどちらになるのでしょうか?
渡辺:パーク ハイアット 東京チームは普段39階のメインホールであるボールルームの調整室に待機しています。現在渡辺含めて4名のチームです。
左記:ボールルーム調整室
天井高6.5m、広さ400㎡以上あるダイナミックな空間、ボールルーム
渡辺:ボールルームは主に土日は結婚披露宴、平日は企業のパーティーや記者会見会場などとして利用されています。
右記:ボールルーム
音響、照明、映像のバランスの良い業務そして、一流からの学び
■パーク ハイアット 東京の仕事のやりがいとは?
渡辺:パーク ハイアット 東京だけでなく、ホテル常駐業務のやりがいは、音響だけでなく照明や映像の業務をバランス良くできるという点です。
また、私だけでなく、チームの各自それぞれが対応する範囲が広く、色々な業務が行えるので楽しく感じられると思います。
特にパーク ハイアット 東京では、ホテルスタッフの皆さんから一流のホスピタリティやサービスを学ぶことができ、同時にここを訪れる一流ゲストの立ち居振る舞いや所作からも多くの気付きをいただけます。
■逆に大変なことは?
渡辺:少人数でオペレートしている為、忙しい時は代わりがおらず、掛け持ちをしながらの対応になる点です。
本番がある日に体調を崩さないよう体調管理や体力作りも欠かせません。
技術だけでなく、接客を極める
■これからホテル常駐業務を目指す人に伝えたいことは?
音響や照明、映像などの技術だけでなく、接客についてもしっかり学んでおくという事です。
表面的な接客でなく、お客様目線、お立場で考えた接客です。
何故ならばホテル担当業務はお客様のお立場になり、そのお考えを察する接客が業務を行う上でとても大切だからです。
例えばパーク ハイアット 東京ではウェディングフェアや試食会なども開催するのですが、そこでのお食事の提供、お飲み物の補充やお皿を下げるタイミングが絶妙にお客様へ合わせられており、さりげない心地良さを提供しています。
一流のサービスとはかくあるべきであり、私たちもそのような一流の仕事を提供できるよう技術だけでなく接客についても一流を目指すべきだと常日頃からこだわっています。
■取材後記
パーク ハイアット 東京の婚礼撮影スポット、らせん階段。
ドレスとタキシードをお召しになったお客様がお写真を撮影される人気スポットだそう。
洗練された落ち着きのある空間の中、ホテルスタッフさんの細やかな心遣いやさりげない演出に感動しながらのインタビュー取材でした。
一流ホテルの中で培われた品格と渡辺さんの柔らかな所作は、今後放送サービスセンターのマナー研修講師をお願いしたくなる程。
また、こんな東京の絶景を毎日眺められることもホテル常駐担当ならではですね。
取材にご協力いただきましたパーク ハイアット 東京ご関係者の皆様、ありがとうございました。
次回はプライベートで参ります!
記事に関するお問い合わせ:
株式会社放送サービスセンター広報まで
取材ご協力:パーク ハイアット 東京
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